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【 2011/03/28】震災の影響

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こんにちは、サウナ王です。

 

 東北地方太平洋沖地震から2週間以上が経過しました。

この度、犠牲となられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

 

今、東北、関東の温泉・温浴施設では未曽有の危機を迎えています。

 

計画停電の地域ではほとんどの温浴施設が前年売上の5割程度にまで落ち込んでいます。

 

今の温浴施設経営者、温浴ビジネスの関係者の課題は資金繰りです。

売上が半減しているにも関わらず、コストはほとんど変わりません。

 

お風呂を焚くためのコストは震災前とまったく同じです。

人件費も店を開ける以上、必要最低限の人経費はかならずかかります。

消耗品は客数に応じて減りますが、一番かかるエネルギーコストは変わりませんし、人件費も削減するにも限度があります。

 

にもかかわらず、家賃の支払いや借入金、給料、水光熱費、消耗品、リース代金などが発生します。

取引先に支払猶予を頼もうとしている経営者もいらっしゃいます。しかし、その取引先も厳しい状況に追い込まれているのが現状です。

 

 

今や、東北・関東では自粛ムードが漂い、レジャーや外食等に行くことはほとんどありません。

このまま計画停電が続けば、倒産、廃業する温浴施設が後を絶たなくなります。

 

 

今、温浴施設の経営者がすべきことは、出来る限り施設を存続させること、震災前の売上に近い状態になるまで、堪え忍ぶことしかありません。

 

温浴業界は、リーマンショック以降、下降する売上に対して、あらゆるコスト削減対策に取り組んできました。

それも一段落して、これからという矢先に今回の震災が起きました。

 

確かに出来るコスト削減にはすべて取り組んできたと思います。

しかし、今一度すべての経費を見直し、出来ることを探す必要があります。

絞りつくした雑巾を、最後の力をこめて、今一度絞り、さらに一滴、二滴を出さなければなりません。

ここで絞りだした一滴、二滴は今まで絞り出してきた何リットルもの水よりも、価値のあるものです。

ここで、たとえ一滴でも絞り出すことができれば、今後の施設経営に素晴らしい影響を与えることになると思います。

 

ここが正念場です。

 

まずは今までごく当たり前のこととして、やってきたことをもう一度見直すことから始め、少しでも改善できることに取り組んでください。

 

もし、判断に迷うことがある場合にはご連絡ください。

私でお答えできることはお教えします。

 

 

それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!

 

サウナ王が応援します!