こんにちは、サウナ王です。
ここ1、2年が特にそうだが、マッサージの売上が減少している。
客数が前年売上を超え続けている温泉・温浴施設でも、ことマッサージに関しては前年割れしている温浴施設が多い。
以前は、マッサージ客数は入浴客数に比例していた。
だが、最近は反比例している。
理由の一つは最近駅前やロードサイドでよく見かけるようになった60分2,980円という価格破壊のマッサージ店の存在である。
温泉・温浴施設のマッサージは1分100円が基準となっているので、60分だと6,000円が基準となる。
2,980円と6,000円。
さらに温泉・温浴施設では入浴料が別途必要なので、同じ施術時間なのに料金は倍以上になってしまう。
だが、ここ1、2年急激に増大してきた60分2,980円マッサージも状況が変わり始めたようで、潰れる店も出てきている。
ここが正念場である。
ここは下手に安売りをせず、今やるべきは迷わず施術力と接客力をアップすることだけである。
これしかない!
みんながみんな、安ければ良いというわけではなく、いつの時代にも、必ず施術力や接客力を評価するお客様がいるのである。
そのお客様方を満足させることができれば逆に勝機はこちらにあるのだ。
何故なら、その方々は価格ではなく、施術力で決めることが多いからである。
マッサージの業績が落ち続けている温泉・温浴施設ではまず施術力向上のための研修をし、見究めに合格していない施術者は合格するまで、お客様への施術を禁止させるべきである。
また、施術力向上と同時並行で進めるべきは接客力の向上、施術中のスモールトークトレーニング、施術中にお名前をお呼びすることなどの訓練を行うことである。
これらのことにきちんと取り組めば、3、4ヶ月目頃から徐々に業績が上がってくるのである。
ここが正念場なので、下手な安売りをせず、施術力と接客力を向上させていただきたいと思う。
必ず業績は向上するので、今は耐え忍ばなくてはならない。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広