こんにちは、サウナ王です。
新規開業を考えているという方から飲食部門は直営が良いかそれともテナントを誘致するのが良いかというご質問をいただいた。
それに対し、私はメリットもあればデメリットもあるが、直営にする方が断然良いとお答えした。
テナントを入れると、こちらが考えるようにコントロール出来ないことが最大の問題といえる。
例えばビールフェアや北海道フェアなどを企画しようと、テナントの本社に問合せをしても、返答に2週間以上かかることは当たり前で、すぐに返答が来ることは稀である。
挙句の果てに「できません!」ということも珍しくはない。
メニュー改定にしても同様である。
最初の契約時に1年に1回はメニューを変えてほしいという取決めをしていても、何だかんだ理由を言って延期したり、やらないことすら結構ある。
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こんにちは、サウナ王です。
先日、「温泉が毎分●●Lですが、大丈夫でしょうか?」というお問合せをいただいた。
詳しい話を聞くと、湧出量が極めて少なく、これで温浴施設を開業することが出来るかとの問い合わせであった。
もちろん、湧出量は施設づくりに影響するが、やり方次第で開業はできるし、弊社にご依頼たいだければ大きく成功することも可能である。
私がよく新規開業のクライアントにお話するのは温泉に頼らない経営である。
温泉は地球からの贈り物、ただし、永遠に享受できるとは限らない贈り物である。
それにその贈り物にもレベルがあり、石っころのようなレベルから、ハリー・ウィンストンで売られているようなダイヤモンドまで、ピンキリである。
もちろん、以前よりは実際の温泉掘削前から大よその泉質や温度、...
こんにちは、サウナ王です。
最近では新規開業コンサルティングを行う際に、人工炭酸泉を導入する機会が増えている。
理由は人気もあり、お客様の予防医学的な観点から効果が期待できるからである。
私が初めて炭酸泉を体験したのはかなり前になるが、ドイツであった。
日本では大分県竹田市の長湯温泉が最も有名だと思われるが、数少ない泉質なので、天然の炭酸泉を体験できる機会は非常に少ないと思う。
せっかく希少価値があるのだから、大いに活用すべきであるが、上手く活用している温浴施設は非常に少ないのが現状である。
特に1200ppmも出している高濃度炭酸泉にもかかわらずお客様に価値をお伝えしていない温浴施設が多いが残念である。
私のクライアントでは効果効能を記載したポスターを掲示するだけではなく、お客様から体験談を...
こんにちは、サウナ王です。
私が新規開業コンサルティングを行った温泉施設が滋賀県大津市にある。
この施設は面積的には一般的なスーパー銭湯よりは大きく健康ランドよりは小さいが、そのクラスの売上としては全国屈指の売上を誇る大繁盛施設である。
先月、この施設が第二源泉を開湯した。
とても綺麗な琥珀色の温泉で、とても柔らかな肌触りの温泉である。
この温泉は第一源泉とは別の泉質であり、湯量も豊富である。
これにより、この温泉施設は2種類の違う温泉を持つことになった。
通常は1種類の泉質が多く、2種類の違った泉質の温泉を持つ施設は非常に少ない。
この温泉施設には他の温浴施設には無い多くのウリが存在するが、新しい温泉を手に入れたことで、さらに強力なウリが増えたことになる。
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