こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
ポジティブ心理学で有名なペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士が提唱している理論の中に幸福になるための5つの要素PERMA モデルというものがある。
PERMA モデルとは
Positive Emotion
Engagement
Relationships
Meaning
Accomplishment
の頭文字をとって名付けられている。
この中で、私自身を振り返ってみると、
「Positive Emotion」については確かにそう思うが、いつもというのは難しく感じる。
「Relationships」「Accomplishment」についても、確かに重要であるがこの5つの中では重要度が低いように思う。
私としては「Engagement」「M...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
私は永きに亘るサウナ入浴研究により「515サウナ入浴法」を考案し、セミナーや勉強会、サウナー育成講座などでご紹介し、サウナ⇒水風呂⇒休息のサイクルが重要だとお伝えしてきた。
私の場合、徹夜明けや疲労が溜まっている時に515サウナ入浴法を実践すると、露天のリクライナーなどでスッと気付かぬうちに眠ってしまう。
そして、その眠りはたった1時間弱の短時間にも関わらず、何時間も睡眠した時のように肉体的にも精神的にも疲労感がすっかり取れ、再生できるのだ。
このように復活できることこそが、サウナと水風呂の最大の魅力であり、サウナと水風呂無くしては絶対に叶わないリフレッシュ方法である。
私の場合、肉体的精神的疲労感がある時だけではなく、時間的に余裕がある時には常に...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
神奈川県に関東一水風呂が冷たい温浴施設がある。
水温9.8℃。
10℃未満である。
10℃未満だと、真冬の北海道で6.7℃の水風呂を体験したことがあるが、関東ではこの温浴施設が初めてである。
6.7℃の水風呂では最初刺さるような痛さを感じ、2分以上入っていると手足に痺れを感じ始め、3分以上入っていると感覚がなくなってきて、これ以上入っていると危ないと思う状態となる。
さすがに10℃近いので、そこまでではないが痺れる感覚は一緒であった。
私は10数年前から、水風呂に特化すれば売上が上がると持論を説いてきた。
私の持論の集大成でもある「太田理論」にも水風呂の持論を明記しているが、それを実践してくれている温浴施設が存在するのが...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
今日は水風呂で固定客を掴んでいる温泉施設とサウナ施設の2施設をご紹介したいと思う。
1.サウナしきじ
住所:静岡県静岡市駿河区敷地2-25-1電話番号:054-237-553724時間営業(年中無休)
http://www.saunashikiji.jp/
2.神戸クアハウス
住所:神戸市中央区二宮町3-10-15電話番号:078-222-3755
24時間営業(年中無休)
http://www.kobe-kua-house.com/
【2施設の水風呂の特徴】
●サウナしきじの天然水
駿河の美しい自然の中で育まれた天然の湧水で、水風呂の天井から滝のように新水が落ちている。
この湧水は長い歳月をかけて地下深層部で濾過されているため、やわらかな自然の旨みにあふれてお...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
創業51年の都内最古のサウナである「サウナ東京ドーム」が今年8月31日をもって営業を終える。
サウナ東京ドームは長嶋監督や原監督をはじめ各界のスポーツ選手が通った老舗だ。
私が初めてサウナ東京ドームに行ったのは今から15年ほど前になる。
昭和の古き良き時代を感じさせるサウナで、その空間を非常に気に入った私は、その後、野球を観戦した後や、ボクシングを観戦した後に度々訪れたものであった。
運営元の東京ドームによると、1962年のビル開業と同時に営業をスタートしており、築50年以上になる建物は老朽化が激しいため耐震工事が決定したとのことだった。
東京では最古参店舗の同店は、工事後の営業再開も検討されたが、新たに莫大な設備投資が必要となるため...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日ある有名な温泉地に行った時の話である。
十数軒の温浴施設、温泉旅館の日帰り入浴などに行ったが、サウナが無い施設が意外に多かったことである。
まぁ、有名な温泉地なので、温泉頼みなのだろうと納得せざるを得なかったが、さらに愕然としたのはサウナがあるのに水風呂が無い施設がいかに多かったかということであった。
設計士やコンサル、設備会社、建設会社、施主に水風呂をつくるという考えがまったく無かったのか?
それとも、予算が無かったのか?
必要性を感じなかったのか?
温泉があればお客様が来ると勘違いしているのか?
理由は分からないが、一番やってはいけないことだということに気付いているだろうか?
サウナ好...
こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日、某温浴施設の経営者と水風呂の温度設定についての話しになった。
実はこの水風呂の設定温度の話しは、前の週に某サウナ施設の支配人とも話した話題でもあった。
某温浴施設の現在の水風呂温度は18℃。
サウナ室の造りは良い。
ストーブもガス遠赤外線ストーブではなくロウリュもしているし、温度と湿度のバランス、ベンチ幅も良かった。
照度、室内の使用材質も良いと思う。
ただ、残念だったのはサウナマットの状態と、若干吸排気が弱かったことくらいであるが、まぁ赦せる範囲ではある。
露天には休憩コーナーもある。
浴室全体のつくりも悪くない。
だが、実際にサウナに入り、お客様の動きを観察しているうちに、あることに気が...
こんにちは、サウナ王です。
温浴施設専門のフリーペーパー「湯きち」から依頼があり、サウナ人口増大に向けた記事を先々月より連載しているが、ご覧になれない方のためにご紹介したいと思う。
前回、第一条を御紹介したので、今回は第二条を御紹介しようと思う。
「サウナの国憲法第二条 サウナの後は必ず水風呂に入るべし」
サウナ王より
火の衣をまといし我が身を誘うは神水なり。
我が身に神水をまとわば、竜の如く瞬く間に天空に昇らん。
『サウナ聖書 飛天の章より』
人とその他の生き物との大きな違いは「火」を利用できるかどうかじゃ。
「火」とはすなわち「サウナ」であり、サウナは日々の営みに欠かせぬものなり。
そして、サウナにより火照った体を鎮めるは水である。
サウナと水...
こんにちは、サウナ王です。
温浴施設専門のフリーペーパー「湯きち」から依頼があり、サウナ人口増大に向けた記事を先々月より連載しているが、ご覧になれない方のためにご紹介したいと思う。
「サウナの国 憲法第一条 すべての国民はサウナに入るべし」 サウナ王より
人とその他の生き物との大きな違いは「火」を利用できるかどうかである。
「火」とはすなわち「サウナ」であり、サウナは日々の営みに欠かせぬものである。
こたびは我が国民に初心者向けサウナ浴を伝授いたすゆえ、心して聞くが良い。
その壱
神聖なるサウナ入浴の15分前までには心と体を安定させるべし。
その弐
サウナ室への入室前に発汗し易くなるよう体の汚れを落とし清めねばならぬ。
体温と同じ36℃程度もしくは38℃程度のぬる湯のシャワーで心臓に...
こんにちは、サウナ王です。
温浴業界は2007年以降、依然として非常に厳しい状況が続いている。
このような中、活路を「圧倒的差別化要因としての独自固有性」に求める企業は多い。
それは温泉・温浴施設も同様である。
企業である以上、独自固有性に磨きをかけ、圧倒的差別化を図ることで生き残るという選択肢を選ぶことが多いといえるが、実はほとんどの温泉・温浴施設では「何」に磨きをかけ、差別化を図れば良いのか分からずに迷走を続けている。
そのような中、水風呂という脇役的な存在に着目し強力に磨き上げ圧倒的差別化を図っている温泉施設がある。
神戸クアハウスである。
ここには日本一と呼ぶに相応しき水風呂が存在する。
神戸ウォーターという市販されているミネラルウォーターを中央に配管を配し、その配管の途...