こんにちは、サウナ王です。
温泉・温浴業界は装置産業と思われている。
装置産業においては業績が悪化し続けると、競合店に負けないように新しいハードを導入しようとする。
だが、新しいハードを導入しても、競合店にそれ以上のハードを導入されればそれまでの話だ。
資金が無尽蔵であればこの不毛な戦いをし続けても、最後は勝利することが出来るであろう。
だが、そのように資金が潤沢な会社は稀である。
無い物ねだりはもうやめようではないか!
隣の芝生は青に見えるだけで決して青ではないのだから。
競合と自社を比べ、他に何かを求めるのではなく、武器は既に揃っていると覚悟を決めることが重要である。
特にスタッフを宝ものだと心の底から思うことである。
経営者と話をす...
こんにちは、サウナ王です。
今は亡きスティーブ・ジョブスの言葉に
「即戦力なんて存在しない。だから育てるんだ」
という名言がある。
温泉・温浴業界では、新規開業時以外でも、社員が退職した際などに即戦力を求める傾向が強い。
ほとんどの場合、現在のスタッフを育てようという気はない。
だが、実際に他の温浴施設で働いていたという支配人や社員を雇ってみると9割以上が役に立たない。
理由は温浴業界自体の施設経営のマネジメントレベルが低いからである。
例えばタイムマネジメントを行っている温泉・温浴施設が日本にどの程度存在するだろうか?
温浴施設経営者の多くはそこまでやる必要がないとか、手間がかかるとか言うだろう。
だが、飲食業界やスーパー...