こんにちは、サウナ王です。
温浴業界では施設内のレストランやマッサージ部門を附帯部門と呼んでいる。
温浴部門に附帯する部門という意味で使われているが、その温浴施設内のレストランやマッサージ、売店が、一般的なレストランやマッサージ店と比べ運営レベルが低いと思われている。
理由は附帯部門が入浴部門の集客に頼り切っているから。
そのため、近隣のレストランやマッサージ専門店にお客様を取られているのである。
マッサージ業界では60分2,980円などの価格破壊が起きているため、熾烈な競争を生き抜くために接客力や技術力を上げ、店内の意匠・演出に拘り、イベント・プレゼントサービスに知恵を絞るなど、日々努力し戦っている。
温浴施設のマッサージ部門はそれとは違う。
「今日は風呂のお客さんが少なかった...
こんにちは、サウナ王です。
前回のブログで、温泉・温浴施設における追加オーダー時のドリンクのおススメ手法により、客単価を上げる話しをしたが、ファーストオーダー時におけるおススメ手法も教えてほしいというご要望があったので、今回は最初のオーダー時に行うおススメ手法の話をしたい。
まず、やるべきことはテーブル上に一枚だけのおススメメニューを置いておくことである。
メニューブックに挟んだり、スタッフが持っていくのではなく、始めから置いておくのが良い。
そのメニューは一枚に4~5商品だけを掲載し、その紙一枚だけを置く。
これ以上のメニュー数だと選ぶのに時間がかかるし、これより少ないと注文したい商品がないなど、おススメ効果を得られない。
それと、5品までならバランス良くA4紙一枚にまとめることが出来るが、それ以上だと、...
こんにちは、サウナ王です。
私は客単価を上げる施策の一つとして、温浴施設・温泉施設のレストラン部門でおススメを行っている。
おススメのメリットは客単価アップや収益増だけではない。
例えば、自信のある一押し商品をお召し上がりいただくことで、お客様の満足度は大幅に向上する。
また、ABC分析ではCランクの商品でも美味しい商品はたくさんある。
おススメは、これらが、なぜ売れないのかを本当の意味で知るきっかけになる。
味が問題でないのであれば、値段や量、盛り付けなどの見た目の印象、食べづらい、食べる際に汚れるなど、いくつかの理由を調べることが出来る。
その結果、それらの問題点を改善することで、Aランク商品にすることが出来るのである。
私は実際にCランクの商品を圧倒的なAラン...
こんにちは、サウナ王です。
弊社のクライアントで、レストラン部門の売上が、18ヶ月連続で前年売上を超え続けているカプセルホテル付の温泉施設がある。
また、別のクライアントではレストラン売上が2年連続前年売上を20%以上超えているサウナ施設がある。
また、今年からクライアントになったスーパー銭湯では、レストラン部門の3月売上が、前年売上比120%を超えるという結果が出ている。
このスーパー銭湯のレストラン売上はこれから毎月前年売上を超え続けることになるだろう。
なぜなら一旦売上アップの流れが出来ると、そう簡単には下がらないからである。
毎年下がり続けている売上を一旦止め、その後上げ基調にすることが出来れば前述のクライアントのように上げ続けることができる。
では、その上げ基調をどうつくるかというと、
 ...