こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
人件費が高い。
会議などでよく聞くフレーズだが、そもそも何を基準に高いという話なのだろうか?
先日も、某温浴施設の社長とお会いした際にうちは人件費が高くてどうすれば下げられるのか知りたいとのことであったが、ヒアリングしてみると、そもそも予算を立てていない。
私はいつも疑問に思う。
なぜなら、まともな人件費予算を立ててもいないのに「高い」と言っているからである。
年間の人件費予算、月間の人件費予算、日別の人件費予算、時間帯別の人件費予算、これらを緻密に組み上げて、はじめて「高い」かについて論じることができると私は思っている。
そもそも、人件費予算は売上予測、客数予測を基準に作成されるもので、売上予測、客数予測が現実と乖離し...
こんにちは、サウナ王です。
温浴業界では施設内のレストランやマッサージ部門を附帯部門と呼んでいる。
温浴部門に附帯する部門という意味で使われているが、その温浴施設内のレストランやマッサージ、売店が、一般的なレストランやマッサージ店と比べ運営レベルが低いと思われている。
理由は附帯部門が入浴部門の集客に頼り切っているから。
そのため、近隣のレストランやマッサージ専門店にお客様を取られているのである。
マッサージ業界では60分2,980円などの価格破壊が起きているため、熾烈な競争を生き抜くために接客力や技術力を上げ、店内の意匠・演出に拘り、イベント・プレゼントサービスに知恵を絞るなど、日々努力し戦っている。
温浴施設のマッサージ部門はそれとは違う。
「今日は風呂のお客さんが少なかった...