こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
一般的な飲食店のランチ価格帯は300円、500円、800円が基準といわれている。
最近では、温浴業界でも500円ランチが増えてきている。
だが、温浴業界の場合、入館料を支払った上でランチを食べるので、ランチ自体は500円という同じ価格でも、一般的な飲食店と違い、割安感は薄れることとなる。
かといって、300円でランチを提供することは非常に難しい。
要は、温浴施設は巷の飲食店と同じ土俵で勝負してはならないのである。
温浴施設には飲食店にはない設備が多く存在する。
例えば、温泉やサウナ、岩盤浴、マッサージ、床屋、お休み処、キッズコーナー、ゲームコーナー。
飲食店にはそのような設備はない。
だから、安価で提供するという選択肢を選...
こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
「竜泉寺の湯 横濱鶴ヶ峰店」のオープンが遅れている。
ところで、竜泉寺の湯といえば大型の高濃度炭酸泉やチムジルバン(岩盤浴)が有名だが、今回オープンする横濱鶴ヶ峰店も同様らしい。
横濱鶴ヶ峰店は昨年末までにオープンすると思われていたが、設備トラブルによりかなり遅れており、未だオープン日が発表されていない。
このようなことは非常に珍しいことであるが、ここまできたら慌てずに安全上、衛生上問題が無い状態でのグランドオープンを期待したいところである。
ところで、「竜泉寺の湯 横濱鶴ヶ峰店」はFacebookを開始したり、オープンまでの道のりと題してブログを公開している。
オープンまでの道のり等を告知して、期待感を高め、オープンの集客に弾みをつける...
こんにちは、サウナ王です。
最近、ロウリュを行う温泉・温浴施設が増えている。
特に新規オープンのスーパー銭湯などではチムジルバン等の岩盤浴室内で行うなど、体験できる機会が増えていることは大変喜ばしいことである。
だが、ロウリュを集客の手段と考えているのなら、それは
「大きな間違い」と言わざるを得ない。
集客のためにパフォーマンス的に行っている温泉・温浴施設が増えているが、そもそも、ロウリュはフィンランド人によるサウナを楽しむためのサウナ入浴法である。
本来、サウナ好きの満足度をさらに高めるためのものであり、来店頻度を増やす効果は期待できるが、集客を期待すると裏切られる可能性が高いということを肝に銘じる必要がある。
ロウリュをする上で第一優先に考えなければならないのは集客ではなく、既存の「サウナ...
こんにちは、サウナ王です。
昨日、先月オープンしたスーパー銭湯を視察してきたので、その際に気付いた点についてお話したいと思う。
・ まず、電話応対は4回目で受話器を取ったが、「大変お待たせいたしました」等の一言が無かった。
・ 送迎バスの運転手さんから、「出発します」や「安全の為、シートベルトをお締め下さい」等の一言が無かった。
・ 受付において、岩盤浴についての説明がきちんと出来なかった。
・ 廊下にクモの巣が数か所あった...
こんにちは、サウナ王です。
本日、日本最大のヨガイベントであるヨガフェスタ2011に行ってみた。
私は9年前からヨガを温泉・温浴施設に取り入れるために模索してきた。
ヨガ自体を研究し、ヨガをやってきたわけではない。
温泉・温浴施設にいかに導入できるかを考えてきたわけである。
今では温泉・温浴施設でヨガを行っている施設はかなり増えてきたが、私がヨガ導入に取り組み始めた頃は日本の温泉・温浴施設でヨガを行っている施設はほとんどなかった。
当時、岩盤浴を導入した温浴施設が増え始めた頃、私がクライアントに提案したのが、「岩盤浴ヨガ」であった。
その当時、温浴施設における岩盤浴内でヨガを行っている日本の温浴施設は2、3施設しかなかった。
そのうちの一施設が私のクライアントであっ...
こんにちは、サウナ王です。
私が日本で一番好きだったサウナは大阪の阿倍野にあったが、今から8年ほど前に閉店した。
横浜駅西口徒歩1分の場所に今から15年ほど前まではサウナがあった。
札幌にはユニークなつくりのサウナが2店あったが、どちらも今はない。
九州のお気に入りのサウナは昨年閉店した。
このサウナは昭和47年から営業していた老舗サウナだった。
他にも数え切れないほどのサウナが閉店した。
私は10代の頃からサウナに行き始め、すでに4半世紀が過ぎた。
サウナがなければ今の私は無かったと本心からそう思う。
サウナが閉店する度にとても悲しくなる。
もうこれ以上閉店してほしくない。
サウナは時代のしっぽではない。
サウナは最先端の業態である。
...
こんにちは、サウナ王です。
私が新規出店開業プロデュースとその後のフォローコンサルティングを行った温泉施設が滋賀県にある。
この施設はスーパー銭湯クラスの売上としては全国屈指の売上を誇る大繁盛施設である。
この施設が、つい先日、第二源泉(ナトリウム・炭酸水素塩化物泉)を開湯した。
とても綺麗な琥珀色の温泉で、とても柔らかな肌触りの泉質である。
この温泉は第一源泉とは別の泉質であり、湯量も豊富である。
この温泉施設は第二源泉の開湯により、2種類の違う泉質の温泉を持つこととなった。
これは競合施設がそう簡単に真似の出来ない圧倒的なウリ(強み)である。
一般的な温泉施設では1種類の泉質が多く、2種類の違った泉質の温泉を持つことは非常に少ない。
この温泉施設に...