こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
夏ということもあり、最近、朝風呂をやっている温泉・温浴施設が増えているように思うが、注意しないとメリットを享受できずに失敗に終わる温浴施設も多々あるので、朝風呂の注意点について今日はお話したいと思う。
朝風呂とは通常10時オープンなのを早朝6時や7時、あるいは8時など、オープン時間を数時間早めて営業を開始することをいう。
その際に通常金額よりも割り引いた金額でオープンする温浴施設も多い。
主な朝風呂のメリットは
① 他社よりも早めにオープンすることで、家の事情などで、朝から家を出たいお年寄りなどのお客様を集客することができる。
② 朝早くからご来店いただくので、滞在時間が長くなり、飲食などの附帯部門売上を上げやすくなる。
③...
こんにちは、サウナ王です。
最近、朝風呂をやる温泉・温浴施設が増えてきている。
理由は少しでも集客したいからだろうが、非常に危険である。
まず、朝風呂とは朝10時オープンの温泉・温浴施設が入浴料金を割り引いて、朝6時(または朝7時)にオープンすることである。
朝風呂を実施して客数が20%伸びたという温泉・温浴施設があるようだが、例えば入浴料780円を朝10時までの入館に限り500円(ワンコインにする施設が多い)にしたとする。
仮に一日800人の施設が20%増えると960人であるが、入浴料は800人×780円=624000円と、160人×500円=80000円。
20%増えたとしても8万円である。
朝風呂のお客様はドボン客(風呂だけで何も購入しないお客様)である。
営...