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【 2011/12/25】一品の深化が繁盛店をつくる

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こんにちは、サウナ王です。

 

 

今日は岡山県久米南にある中島ブロイラーの話しをしたい。

中島ブロイラーは鶏の丸焼きや焼き鳥の店である。

 

時々、こんな辺鄙な場所なのに、「こんなにたくさんのお客様が来るなんて」とびっくりすることがある。

 

そういったびっくり店は温浴施設よりも他業界の店の方が圧倒的に多いが、最近、びっくりしたのが、中島ブロイラーであった。

 

周辺には住宅はほとんどない。

もちろん、商業施設があるような場所でもない。

 

53号沿いにあることだけが唯一のメリットといえる。

 

だが、せっかく53号沿いにあっても、店らしい店構えをしていないので、通り過ぎてしまうはずである。

ライトアップも何もしていないので、夜になると、さらに分かりづらい。

閉店が18時だから仕方ないが・・・。

 

私の場合、ほとんど夜しか店前を通らないので、実は何度も走っているのに一度も気づかなかったが、顧問先の経営者に連れて行っていただいた。

 

そこでは1本60円の焼き鳥や300円のもも焼き、丸焼きを売っている。

 

食べてびっくりした!

 

美味い!本当に美味い!

 

ジューシー感がメチャクチャある。

 

塩加減も絶妙。

 

この旨みは何だろうか?

 

とにかく美味い!

 

ブロイラーというぐらいだから、地鶏や高い鶏であるはずがない。

 

ということはこの美味さは調理法からくるものである。

 

これが凄い。

 

良い食材を使えば美味しくなるのは分かる。

 

でも、どこにでもある安い食材を使い、味を美味しくできればこれこそが優れた調理技術といえる。

 

この店に行けば分かるが、マーケティング戦略などはない。

 

そのようなものを必要としていない。

 

商売は1に立地、2に立地、3、4が無くて、5に立地と言われるぐらい立地が重要というが、立地やマーケティングなどは一切関係ないことが分かる。

 

重要なことは、どこにでもあるような食材でも、それを深堀することが出来れば商売は成り立つということである。

 

深化の度合いを他者が到達出来ないレベルに深めることが出来ればどこでもやっていけるのである。

 

重要なのはどこまで深堀するか?

 

香川県にある骨付鳥の「一鶴」も、使用している鶏は特に地鶏などのブランド鶏ではないと思う。

一鶴の骨付鳥も、非常に歯ごたえがあり、あの油は忘れられない味である。

 

山口県にある「いろり山賊」の山賊焼もそうである。

山賊焼きも、炭火の香りがし、ジューシーな旨みが口の中に広がる美味しいもも焼きである。

 

3店とも、高級な食材を使用することなく、味を深化させることで、超有名店になっている。

 

一つの商品を深化させようとしている温泉・温浴施設は皆無に等しい。

 

私は「温浴施設は飲食施設である」という持論を展開しているが、もし温浴施設の経営者が同様の考えを持っていれば一品一品を深化させるはずである。

 

そうすることで、圧倒的な繁盛店がつくれるということを理解していれば真剣に一品の深化に取り組むはずである。

 

是非、一品の深化に取り組んでいただきたいと思う。

 

株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)

045-324-4137

 

 

それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!

 

サウナ王が応援します!

 

温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広

 

https://www.rakurakuhd.co.jp/